友達にスタバのラテをプレゼントするギフティコン(Gifticon)

今日読んだ韓国のニュースで

携帯でギフティコンが人気


と言うから、
日本のデコメみたいのが韓国でも始まったのかと思いきや全然違った…


ギフティコンとは、その名の通り(?)スタバのアイスラテなどの商品交換券を本当にプレゼントするものらしい


-気になる方はギフティコンのCMをご覧下さい


携帯やネイトオンメッセンジャー上で購入ができて、

プレゼントする相手の携帯電話番号を入力、

そうすると相手の携帯にその商品と交換できるバーコードが届いて

それをお店で見せるとその商品と交換してもらえる

という流れらしい


昨年10月の単月売上は10億ウォン、利用件数は30万件に登る


ちなみにこのサービスは2006年12月から始まり、
2007年11月までの累積利用者数は213万人、
累積売上高は40億ウォンだそうだ



韓国のドコモのようなキャリアであるSKテレコムのサービスで、
同じくSKグループのメッセンジャーであり1000万ユーザーを誇るネイトオンとも連携してる


主要ユーザーは20代。
全体ユーザーの40%を占める


商品はスタバ以外にハンバーガーや飲料水、アイスクリームなど
全国展開してるフランチャイズや、コンビニの商品が中心で、
オンとオフをつなげた面白いモデルじゃないかなと思う


多分日本人の視点で不思議なのは
友達に何か買ってプレゼントするという行為じゃないだろうか?


韓国ではサイワールド電子マネーである『ドングリ』がこれまでそういう対象にあった


そのドングリではサイワールド内の自分のページを飾ったりできるのだけれど、
コンビニでドングリが売ってる位に流通してるし、
誕生プレゼントやお年玉の代わりにドングリをあげる
という位に普及している


このドングリもまたSKグループなのだけれど、
さすがに最近はドングリ熱も落ち着いて来て、
売上は落ちているらしい


このギフティコンがその代替と言ってはおかしいかもしれないけど、
ドングリで培われたギフト文化を基盤にして、
オンライン上のコンテンツしか買えなかったドングリから
リアルな価値のある商品へとシフトしてきたのかなと思う


日本でも、モバゲーでモバゴールドを貯めると、
アバターなどの電子コンテンツじゃなくて、
コンビニでコーラが貰えるとか、スタバのドリンク交換券がもらえるようになるかもしれない


携帯にバーコードを送って、
それで商品と交換できるインフラがあったら
今のモバイルビジネスで主流の
ポイントバック広告にも何か変化が起きるかも…?