AERAに載りました


9日発売のAERAに載せてもらいました。
只今発売中(マイケルムーアが表紙!)なので、見かけたら読んでみて下さい。


中国を目指すビジネス遊牧民」ってタイトルの特集で、最初に取り上げてもらいました。


北京の新社屋で12月上旬の週末に、
「どうして中国で働くのか」
そういった事を中心に話しました。


誌面や特集の関係上、やっぱり伝えたかった事の半分くらいしか伝えられなかったかなとは思いますが、それでも自分の想いがこういう形になって世の中に出るってとても素敵な機会だったと思う。


私が韓国、そして中国で暮らし、働きながらこの数年間に感じた事、
この3カ国が反発しあうのではなく、アジアの原動力となって一緒に何かしていけたらもっと素晴らしい社会になるのではないか、
お互いにマスコミやインターネットの情報によってたくさんの誤解を抱えている事、
そしてお互いが無知である事、
漢字文化というひとつのつながりがある事、
語った事はたくさんあるのだけれど、どこまで伝えられたのか、伝わったのかはわからない。


限られた誌面の中で、私の部分の最後にライターの三宅さんが書いてくれた私の一言。


「…10年後に東アジアの仲間として何ができるかが楽しみです」


これは本当に私が常々思ってる事。


日本の仲間、韓国の友人、中国の同僚、私がアジアで出会ったたくさんの人と、10年後に自分たちが作っているだろう社会は一体どんな社会になるんだろう。


想像するだけですごくワクワクする。



ノイズや意図的な情報に惑わされずに、人々がもっと互いに理解しあっているだろうか。



アジアから、新しい価値がどんどん生まれているだろうか。


そこに私は、日本人として、アジア人として、関わっているだろうか。


関わっていたい、という強い気持ちが、私をそこまで連れてってくれてるだろうか。

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先週、1人の中国人の同僚と6時間もぶっ続けで議論した。


プロジェクトの事、組織の事、マネジメントの事、キャリアの事、私の夢。


同じ歳の中国人の友人とこんな深い話を6時間もするなんて1年前には正直想像もしてなかった。


またひとり私と共に考えてくれる仲間が増えた事が本当に心から嬉しい。
さっき日本の同僚が日本から買ってきてくれたAERAを彼に見せたら、「これあゆみなの?」って爆笑されたけど、会社の仕事とは関係なく、いつか彼に助けられる日が来る気がする。

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これからどんな10年を歩むのか、どんな仲間と出会っていくのか、その先に何があるのか、早く見たくて仕方ない。


今回の記事を通して、1人でも多くの日本の友人たちが、アジアに目を向けてくれる機会になれば幸い。