西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

映画が気になってたのですが、相方は観るのに乗り気じゃなかったところに、たまたまBOOK OFFで古本を見つけたので週末に読んでみました。


心にじんわり来る小説で、おばあちゃんの遺言を見つけたシーンは電車の中だったのにウルウルしちゃいました。


私の祖父母はもう4人共他界してしまいましたが、おばあちゃんとおじいちゃんの家で過ごす夏休みのにおいとか、雰囲気とか、そういうものがふわーっと湧き出てくるような小説でした。


亡くなる前に、祖父母がどんな人生をどんな気持ちで歩んできたのか、もっと聞いておけばよかったなって改めて思いました。


いつか自分の子供が(まだいないけど…)中学生くらいになったら、薦めてあげたい一冊です♪