東アジア共同体をどうつくるか

地域共同体をつくる3つの条件


人々が地域共同体をつくることによって初めて《共通の脅威》に対処でき、《共通の利益》とりわけ通商や生産に必要な利益を、共に増大しあうことができる。その上、お互いが同じ集団に属しているという《共通の価値観》いわゆるアイデンティティーを手にしてそれを強めることができる。

それらの要件を満たして、国家を越えた《想像の共同体》をつくることができる