『国をつくるという仕事』『働き方革命』


最近読んだ本、2冊


ひとつは元世銀副総裁の書いた『国をつくるという仕事』

国をつくるという仕事

国をつくるという仕事

国も、ひとつの組織

規模の大小に関わらず、リーダーによってこうも変わると滔々と描かれている

世界各地で貧者の声に耳を傾ける著者の姿勢は徹底していて、世銀という巨大な組織の中にあっても自身のポリシーは曲げない強さが読んでいてかなりカッコいい


それにしても著者のような優秀で熱いビジョンを持つリーダーが、どうして活躍の舞台に世界を選び、日本で活躍しないのだろう…


彼ら世界レベルのエリートにとってはひとつの国はフィールドとして狭いのかもしれないけど、本の中にも部下のひとりが後に一国の首相になったとあるように、日本の政治にもこういう世界機関からの優秀な人材の流入がもっとあったらいいのに、と思ってしまう


2冊目はフローレンス駒崎くんの『働き方革命』

働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)

働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)

主に同年代の私らに対して働き方について語りかけてる本


ワークライフバランスを事業のひとつにしているだけあって、経営者の駒崎くん自らそれを試行錯誤してる過程が描かれてて、2時間くらいでサクッと読み切った


ふと読みながら、今働いてる会社ってワークライフバランスを大事にしてるかもと気づいた


社長の影響かな
いい会社だわ


会社で働く以外の家事や地域活動も全部「働くこと」っていう駒崎くんの価値観には共感


最近夫婦で話してても、改めてそういう結論になった


年金問題もあってか、政治について関心がちょっと湧いて来たこの頃


また何か始めようかなと後押しされた感じ