名づけると言うこと


私を妹みたいに可愛がってくれてる1歳年上の友だちが出産してお母さんになった

それで、一目会いに病院まで行って来ました

彼女は元々が母性のかたまりみたいなのに、本当にお母さんになったらもっともっと母性が溢れてた


生まれたばかりの3000gを超えるおっきな男の子にはまだ名前がないらしい


ガラス越しにたくさん並ぶベビーベッドには、お母さん達の名札がついてて、まだ名前のない子もたくさんいるみたい


友だちも色々名前の候補があってまだ決まってないんだそう

誰かを名付ける事なんて人生で数回あるかないかだし、その子を一生表現する大切なものだから親になって最初の重大な仕事だよなぁ


そんな事考えてたら、ジュンパ・ラヒリの『その名にちなんで』という「読みたい本リスト」に書いといた本が頭に浮かんだ

その名にちなんで (新潮文庫)

その名にちなんで (新潮文庫)

アメリカに住むベンガル人の家族を中心に描いた、親や家族は子供にいろんな想いを込めて名付けてるって話。


この本、無性に読みたくなった。明日さっそく買おう。



むかし、確か小学校の国語の授業で『人は名付ける事で物事を認識する。認識する為に名付ける』って習って、当たり前なんだけど、世界の大事な仕組みのひとつが分かった気がして、すごく印象に残った文章がある


あれは誰の文章だったんだろ…村上陽一郎とかかな?

それも今度調べてみよ

「名づける」って奥が深いね


<追記>
ゴダイゴのBeautiful Name