住民登録番号

韓国のネットビジネス、電子政府などの発展を支えてきたと言っても
過言ではないのが「住民登録番号」制度。


韓国の会員制サイトでは、ほとんど要求されるので、
外国人の韓国ネットユーザーにとっては障壁以外の何者でもないんだけど、
全国民が覚えてる番号だし、個人特定もできるために
韓国のネット社会の発展に寄与してきたことは間違いない。うん。


時々、韓国のネットビジネスの話をすると
「だって韓国は住民登録番号っていう便利なものがあるからじゃないか」
と言われてしまうこともあるくらい。


まぁ、そうですね。汗


住民登録番号については、all aboutで韓国IT事情を配信してる(愛読してます)
竹井さんの記事を見てください。
住民登録番号のメリット・デメリットについてよくわかると思います。


韓国のサイト、私はいくつか外国人登録をしているんだけど、
その手続きのためにはパスポート(身分証)の画像の添付をたいてい要求されます。


やや煩雑といっても、
日本だとこういうのって「FAXか郵送して下さい」と言うのが多いけど、
携帯で撮影したのをパソコンのメアドに送って添付するだけだから、
別に数分で終わる話。お金もかからないし。


で、何が言いたいかっていうと、
オンライン上で利用者個人を特定しようとする風潮は、韓国が強いのでは?と。


日本でサイト利用時にパスポートを送れなんて言われないし、
虚偽の情報入れても大丈夫だよね。


「ネットは怖い」と日本人はよく言うけど、
それって個人を特定できないからというのがきっと強くて、
逆に韓国で感じたネットの向こう側への強い信頼感の基盤は、
住民登録番号にもあるのかもしれない。


この間、韓国サイトをサーフィンしてたら
ネット上の本人証明専門のサイトもあったっけ。
(個人情報を登録して、それを認証するサイト)


日本もそういうの創ってしまったらどうだろうか?笑
そうしたら、コミュニティサービスやその他サービスも安心して
使えるんじゃなかろうか…