NAVER.jp オープンβ開始

とうとうオープンβが始まりまった。


仕事上の立場では、一応競合になるんでしょうけれど、韓国のネットビジネスを追ってる一個人としては、今回のNAVER再来はずーっと待ってたので今日のβを見て、「NAVERやるじゃん(네이버 잘 했네...)」って韓国ネットビジネス好きとして、とっても嬉しかったのが第一印象。


一度撤退して、得た教訓はやはり大きかったんだなーと。


本国サイトの特徴を移植した感じだった前回進出時のサービスと比べて、日本化がぐっと進んだと思う。
ハンゲームの経験から日本化やコミュニティ運営のノウハウをかなりためたんだろし、今回のサービスにはそういった部分が生きてるはず。
(ここ数年のハンゲームアバターの進化は誰の目にも明らか)


スタッフも中国や北九州でコストを抑えつつ、日本人を大量に投入している模様だし、ローカライズに日本人材がマストだって事をNHNは身をもって十分学んできたなーって思う。
(数多くの韓国系ネットサービスの中で、NHNが最もローカライズに成功したのも、日本人材にこだわったからだと私は確信してる。)


この差はかーなり大きいね。
今日使った感じだと、ほとんど外国のにおいがしなかった。


一部、社員らしきユーザーの中にもしかしたら韓国人かなーって感じる、やや不自然な日本語をちょっぴり見るくらいで、本社はバックエンドに徹したのかな。


サイトのUIデザインに時々本国のサービスと似てる部分(ご意見ページの掲示板とか韓国形式だなーとか。絞込みのUIとか)もあったけど、日本人として違和感はなし。


最近、韓国NAVERでリリースされた、MAPの新機能(パノラマで見れて超カッコイイ)とか、過去の新聞検索(新聞そのままをキャプチャしたUIが良い)とか、全然日本で同じもの出してもかっこいいと思うし。


あと、当時は検索エンジンの「1noon」も買収する前だったし、今回は検索エンジンの性能技術も上がってるはず。


検索×コミュニティって発想は、韓国のNAVERでもカフェや知識検索で実践はしていたと思うけれど、知識検索もこれから参入するには障壁が高いだろうし、カフェも日本のネット文化にそのまま馴染むでもないだろし、今回のような「まとめ」であったり、「お題」のコミュニティ機能はなかなか好感触。


業界関係者(?)の間でも好評な様子。


もうちょっと違うネーミング(日本語じゃなくて英語とかね)でも良かったかなーとは思うけれど。


特に個人的には「映画ファインダー」と「TVファインダー」がいい感じ。


映画ファインダーに、レビューがついたらもっといいんだけどなー。


いずれにせよ、当たるか外れるかわからないけれど、韓国と違う、(おそらく日本人担当者が)検証した日本市場独自のコンセプトを追求して、ターゲットを絞ってデザインも追求した今回の試みは、私はすごくいい姿勢だと思う。



다음주에 중국NHN에서 일하고 있는 친구과 만날 예정이니 그 때 좀 이번의 일본 네이버에 대해 이야기해야겠다.ㅎ


일본과 비교해도 중국 시장도 어렵지만 일본에서 어느 정도 검색시장을 잡았으면 담엔 중국에 갈 것 같네.

아시아에서 어느 검색앤진이 이길까...