[映画]潜水服は蝶の夢をみる
フランスの実話を基にした映画。
あらすじは簡単に言うとこんな感じ。
雑誌ELLEの編集長がロックドイン症候群という脳は正常なのに体が麻痺してしまう病気(精神が自分の体に閉じ込められちゃってるような状態)にかかってしまう。
唯一動く片方のまぶたの瞬きでコミュニケーションをして、本を書く。
そんな話。
劇的に主人公が回復したりしないし、大きなアクシデントもない淡々とした静かな映画。
脳は正常なのに、全部わかってるのに、自分の意思を伝えられないフラストレーションってどれほどのもんだろう…
本を書くのに20万回のまばたきって、どの位時間がかかったんだろう…
人間の創造力ってすごいなと思うのと同時に、突然何の前触れもなく全身麻痺になった主人公のように、人生って何が起きるかわかんもんだという事を教えてもらいました。
いい映画だったなぁ