素敵な縁

実は今回の訪問では、なんだかちょっと運命めいた縁がありました。


最後に訪問したnoridanで昔の恩人に再会したんです。
その再会も本当に奇跡的だったので、思わず泣いてしまったくらい…笑


恩人というのは、私が初めて韓国を訪れた2004年にボランティアとして働いていた
オルタナティブスクールの生徒で、当時高校1年生だったドンギュという男の子です。


当時私はまだ全く韓国語がわからない状態で、英語か韓国語かの毎日で
とてもストレスフルだった学校の環境の中で、唯一日本語が話せたのがドンギュでした。


学校生活なので、何時にどこに集合という事が多い中で、
何度となく助けてもらいました。


そんな彼はいまでは20歳になって、しかもnoridan創設期からの中心メンバーなんだそうです。
いや〜、なんて世の中せまいんだー!!!


今回、noridanを訪問しても会わなかったかもしれないのに、
たまたま一緒に行った広石さんが建物の壁に日本語が書いてあることに気づいて、
誰が書いたんですか?って案内してくれた方に尋ねたら、
彼をつれてきてくれたんです。


そもそもnoridan自体への訪問も前日に急遽アポをとるという
あり得ないスケジュール調整だったし、今回の訪問で会う可能性といえばかなり低かったはずなのに…−−;
noridan側も今日以外の今週の日程だったら忙しくて訪問は拒否してたそうで…
うーん、世にも不思議なご縁ですね。


当時はドンギュは不良な子たちに囲まれて、
タバコやお酒と毎日悪いことばかりしてるグループの一員で
「本当はこういうことしたい訳じゃないし、将来は俳優になりたい」
と言っていたのだけれど、
そのコトバ通りに今はnoridanで俳優・演奏者として活躍している事に
本当に感動して泣いてしまったのでした。。。T-T


帰り際にnoridanのこれまでの活動をまとめた本をプレゼントして頂き、
いまはゆっくりと読んでいます。


なんだか来るべくして来たのかもなぁと思わされた、今回の旅でした。
今度はnoridanを日本に呼んで、できれば東京に呼んで、生でそのパフォーマンスを見てみたいなと思います。