UCC(ユーザー製作コンテンツ)の動画にも追跡機能が増加中


これは日本にもやがて登場しそうなソリューションかな、という事でピックアップ。
著作権保護をしつつ、自由に使用してもらう事も促進するという、発想が好きです。



[電子新聞 2/14]より。

韓国政府が、UCC著作権保護に乗り出したのに合わせてか、
主要な動画サイトでも製作者の著作権保護のためにUCC製作と流通経路などをひと目で確認することができるサービスが登場している。


著作権を合法的に保護すると同時に、UCC産業活性化に肯定的な影響を及ぼす見込み。


UCC 流通経路すべて見せてくれるハナロトゥリム(「ひとつでさしあげます」みたいな意味。w)が運営する UCC サイト「アンドユー」は内部はもちろん外部サイトまで動画流通経路を見せてくれる。

自分の UCC 流通経路と人気度、ヒット数、コメントなど多様な指標をひと目に確認することができる。

例えばどんな動画がアンドユーサイトで1万回、ネイバーで2万回、その他各種サイトで3万回再生されれば、そのの動画のヒット数を5万回と表示する。


パンドラTVは、動画がどのサイトで何回再生されたのか見られるトラッキングサービスを提供。


エムエヌキャストを運営するdamoimは UCC 再生統計サービスをベータテスト中。


SBSiはUCC動画保存サービスnetvバックス( http://netv.sbs.co.kr)UCCデジタル著作権管理(DRM)ソリューションを適用した。
使用者が動画をアップロードする時に、それを暗号化した形態に再加工してサーバーに保存するソリューションだ。


偽造貨幤製作を阻むために使うウォーターマーク技術をUCCに適用しようとする動きもある。


タッグストーリー著作権自動表示機能を基盤にした放送局許諾ビデオキャプチャーサービス(CVC)を開発、国内放送局と提携を推進する事にした。


CVCは各放送局が著作権を確保した放送著作物に対してネチズンたちが画面をキャプチャして、その放送局アップロードサイトにあげた後、著作権者のウォーターマークを表示した動画をブログ、カフェなどに自由に使えるように設計された。

タッグストーリーはこのために著作権表示ウォーターマーク自動付着システムと動画サイト挿入機能を適用した。


特定地上波放送のサイトに接続してバラエティ番組の中の面白いコーナーを画面キャプチャした場合、CVCを採択した該当の放送局のウォーターマークが附着する方式だ。
ネチズンがこの動画をブログ、カフェ、ミニホームページなどに合法的に自由に使うことができる。


タッグストーリーの代表は
「放送局の著作権を保護すると同時にインターネットの共有文化を活性化するのが目標」と語った。


エムエヌキャストも不法複製を防止するために動画オリジナルファイルに製作者自らがウォーターマークを作って挿入する機能を提供することで、製作者を明示するようにする方針だ。


また純粋創作物(UGC=User Generated Contents)と2次編集物(UMC=User Modified Contents)を前もって明確に区分するようにする方法を通じて、ネチズンたちのUCC著作権に対する認識を漸次的に改善して行くという計画。