PC雑誌もういらない?(37面)

ネットが普及して、パソコン雑誌が不要になって次々に廃刊してるという話。
あぶれたライター・編集長さんは、ネットの世界でライターになってるそうな。


雑誌の電子化の波が遂に日本でじわじわ始まってるんだね。ワクワク。


韓国では、雑誌文化があまり発達してません。
雑誌のジャンルも数も少ないし、しょぼい雑誌が多い印象。


それは元々、雑誌文化が日本みたいに成熟する前に
IMF危機でリセットされて、一気にネットメディアが発達したからというのと、
市場規模が小さいので、少数の読者向けの雑誌じゃ黒字にならないから
だと私は思ってます。


一方、日本って夥しい数の雑誌があって、ジャンルも幅広いし
面白い雑誌もいっぱいあると思う。


記事には「雑誌全体が8年連続で部数を減らしている」って書いてあるけど、
それでも新刊とかよく出るよねぇ。
フリーペーパーも増える一方だし。


雑誌でパラパラめくる感覚が日本人は好きだ、とか
ネットは長時間見ると疲れる、とか
日本人の紙媒体志向って、アンケートなんかでよく肯定されてる。


モバイルのネットユーザーやネットに慣れてない人が多い日本では、
その結果ももちろん頷ける。


でも紙もったいないし、読み終わったら邪魔だし、
読みたい記事をすぐ探せないし、お金だってかかる。


メジャーな大衆紙やファッション誌は残るんだろうけど、
マニア向けだったり、ニッチな雑誌は
これからどんどん電子化されるんじゃないかなぁ。


個人がネット上のコンテンツへの小額課金に順応したら、
日本のネット社会も急激に変わるね、きっと。