UCC(User Created Contents)の潮流

id:anomura:20060418で紹介した
pandora TVやアメリカのYou tubeといったUCC関連ビジネスが
韓国のネットビジネスで潮流になってきてるみたい。


大手のサイト運営各社も一斉に動き始めてる模様。


まずは韓国全サイトで3位のDaum。

Daumは動画検索(ベータ版)も昨年から開始。
2月22日にはUCCを中心とした「TVpot」サービスを開始。


プレスリリースの言葉を直訳すると
「TVpot」は既存のテキスト、イメージを中心に進行している
双方向コミュニケーションをもう一歩進めて
マルチメディアを基盤とした動画UCCを中心としたサービス、
だそうです。


naverとNATEより先にこの分野のサービスを牽引して、
ユーザー数を伸ばしたい、といった感じでしょうか。


pandoraTVやその他UCCサービスサイトに遅れをとるまいとする
対応の早さはさすが韓国だなぁ。(感心)



次は韓国全サイトで2位のNATE。
(というかCyworld。同じSKコミュニケーションズ)


4月5日から「広場」という動画・エピソード・生活情報などの多様なUCC
一度に見ることのできる空間を提供中。


この「広場」は一日の平均PVがいま350万を越えていて、
サイワールド(会員数1700万)の新たな人気サービスとして注目されているそうな。

現在1日の利用ユニークユーザーは50万程度。
利用者が1日にあげるコンテンツ数は平均1万あまり。


久々に私も放置しているサイワールドページを覗いてみよう…



最後に断トツ1位のnaver
やっぱり王者の余裕なのかしら。


naverはおととい「naver play」をプレスリリース。
サービス内容は割りとDaumとかぶってて、
複雑なプログラムとかなしに、簡単に動画が作成できてあげられるとか、
色々なファイル様式に対応しているといった感じ。

naver会員(この間外国人登録してみました)として、
チェックしてみたら、結構プライベートな動画もわんさかあったり、
日本のテレビ番組で堂本剛がカラオケで
韓国の歌をめちゃくちゃに歌ってるシーンが載ってたり、
始まったばかりながら、それなりにコンテンツはあがってる感じでした。


NHNのコミュニティユニット長は
naver playはコンテンツを直接生産して他人と共有を楽しむ
“C世代”(Contents Generation)のためのマルチメディアサービスで、
テキストではなく動画を基盤にして更に多様な利用者間コミュニケーションを可能にしながら、
誰でも簡単に参加して楽しめる代表的な動画サービスを作っていく計画です」
とコメント。


友達とだけ共有するってサービスもあるみたいだし、
ノリとしては写真をオンライン上で共有するのと同じ感覚なのかな。
確かに短い動画ならデジカメでも撮れるし、共有したいのもあるなぁ。


日本でもどこかポータルやコミュニティ関係サイトがサービス始めないかしら?